2025年7,8月 ひきがやつだより

ひきがやつだより

2025年12月 ひきがやつだより

四季を感じながら

 2025年も最後の月になりました。師走というようにあわただしく時が流れていく一ヶ月ですが、今年をかみしめながらできるだけゆったりと過ごしていきたいものです。比企谷幼稚園では流行は過ぎましたが、インフルエンザもまだまだ猛威を振るっています。体調に気をつけてお過ごしください。 
春、たくさんのチューリップが園庭に咲いて揺れている中で、今年度がスタートしました。それから夏になり、短い秋が通り過ぎ、今は冬になっています。日本には、四季があり、季節ごとに旬なたべものがあり、行事があります。昔の人が、四季を楽しんでいたように、子どもたちにも4つの季節を感じながら、過ごしてほしいと思っています。 
春には、菖蒲の花と兜をかざり、子どもの日のお祝い会をやりました。夏の初めにはプール活動を行い、暑い夏を楽しみました。七夕では、天の川の織姫、彦星の劇を見ながら、夜空に思いをはせました。夏祭りでは、比企谷幼稚園の縁日で大盛り上がり、涼しい夜風を感じながら盆踊りもしました。秋には、お団子とススキをお供えし、十五夜の行事を知り、七五三の時には、父母の会から千歳あめをいただきました。おいも掘りも楽しかったですね。 
そして、冬。12月にはお餅つきもします。 
 毎日の生活の中で、ふと立ち止まり、自然と向き合う時間が季節の行事です。子どもたちがおとなになっても四季を感じながら自然と向き合うことを楽しみながら過ごしてほしいです。 
 冬休みには、お正月があり、お正月ならではの食べ物や遊びもあります。おせち料理もその1つです。それぞれの食べ物にも意味があります。例えば、「こぶまき」はよろこぶに通じるとか、「伊達巻」は形が巻物に似ているので知識が増えるようにと願いを込めたものとか。江戸の昔から縁起物を好んでいたのですね。今でもゲン担ぎで、試合前は、かつ丼を食べたりしますね。最近は「ウインナー」を食べて「Winner」になるというのもあるようです。縁起物を食べたからといってその通りになるとは限りませんが、物事を前向きにとらえることができているということが、何よりも大事なことだそうです。2025年もたくさんの方々に応援をいただき、力を貸していただきました。ありがとうございました。2026年も前向きにいろいろなことに挑戦していきたいと思います。よろしくお願いいたします。 
 

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